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ヴィパッサナー終了

10日間のヴィパッサナー瞑想が終わった。
長かったな〜
毎日9時間〜10時間座り続けるのだからお尻も痛くなるしまだ脚のしびれが取れないままピリピリしている。


今までインドのジャイプルそして日本の京都で受け、今回3度目はスリランカのキャンディー。

インドも日本もそれぞれ全く違う印象を受けたけれど今回もまた全然ちがった。

1回目は衝撃と激動のインド、2回目は確認と冷静の日本、三回目は困惑と交流のスリランカって感じかな?


私が毎日寝泊まりしたのは9人収容の相部屋でトイレとシャワーがそれぞれ2つずつ設置されており、2
畳ぐらいのスペースに簡素なベッドと木製の物干が置いてあるだけ。

ベニヤ板でそれぞれ部屋が仕切られていてカーテンが目隠し用に一枚ペロンと掛かっていた。

寝ている時と食事している時間と少しの休憩時間以外はほとんど瞑想ホールで座っているのでこれだけで十分事足りるのだけど、

上座部仏教の国ヴィパッサナーの本場、もしかしたら一人一部屋与えられて瞑想に集中できるような環境が整っているのかもしれないなどど勝手に期待していたのだからいけない。

まあまあでも特に予測のつかない外国ではこういうことは良くある事だ。


そして瞑想開始初日の晩に両隣のママさん組のこそこそおしゃべりがはじまった。

何やらごそごそビスケットをかじる音がひびき、お湯に何かを溶かしてスプーンでかき混ぜる音が聞こえてくる。

ヴィパッサナーは10日間自分を徹底的に観察するため生徒同士はおしゃべりは決してしてはいけないし、目も合わせるのも、本を読むのも、字を書くのも禁止しているのだ。

そして午後5時のお茶の時間以降は食べ物を口にしてはならない規則がある。


なのに。。。こんなのはじめて。。。初日から困惑。。。

そして次の日も次の日もこれはつづき声の大きさもおしゃべりもどんどんエスカレートしていき8日目ぐらいになると部屋の中ではほぼおしゃべり解禁そして携帯電話も解禁になっていった。


でも瞑想ホールではみな神妙な面持ちでおしゃべりなし。

瞑想に参加している半数はおばあちゃんでみんな脚は組めないから脚をのばすかおばあちゃん座りで瞑想する。

ごそごそもそもそ、くしゃみ、げっぷ、咳払いといつも何か音がしている。

ゲストの尼さんもよくいびきをかいて寝ちゃって奉仕の人によく起こされていた。

仏教でいう寛容とういうのだろう。

おかげで瞑想ホールではリラックスできて日本で受けた時よりも集中できていると感じられた。


瞑想のおばあちゃん先生はとっても親切で3日に一度は半強制的に小部屋に呼ばれて『何か問題は?』

『私はあなたを助けたいのよっ』とやさしく聞いてくれるのでおかげで今回瞑想の仕方をはっきり知る事ができたのだ。



10日目になるとインドとも日本とも違うスタイルでその日は瞑想は通常の半分の5時間ほど。

ヴィパッサナーについてのビデオをみたり、周りの人々を見渡すとみんなとおしゃべりして楽しく過ごす感じに。

こんな流れなので通常沈黙を守るはずの10日目であってももうおしゃべりは解禁である。

同室になったイスラエルの女の子と私もおしゃべりを思う存分楽しんでいた。

いままで参加した日本やインドでは11日目の朝までおしゃべり禁止だったけれど。



この瞑想中私はどれだけたくさんの事をスリランカの人々に教えてもらったことか。

執着が怒りを生みいかに悲しみを生じさせるのかということを・・・

スリランカの人々が毎晩私の寝ているベッド越しに会話することで私の中で怒りが生じた。

それはどこから来ているのだろうかと深く掘り下げ考えざるを得えなくなり、瞑想中それに執着しない事によってその怒りから解放されるという事を体感する事ができたからだ。

瞑想の場はこうあるべきという期待、願望、そして自分の瞑想の成果や結果ばかりにとらわれていて、今起きている現実を受け入れられなくなっていたのだ。

そしてその状況にひとりもがき苦しんでいる自分。

ひとたびそれを客観視できるようになると自分がいかに滑稽で現実を生きていないかということに気づかされる。

期待や願望や意図を持つ事、そして忍耐や努力は大切だけれども、そのあとに起こる事はもう自分の力ではどうにもならずその状況に身を任すしかないのだということ。

その状況を受け入れて結果に執着しないこと、そこでは苦しみや怒りや悲しみは消滅し、自分がより成長し豊かになれるのだということに気づかされる。

そして人と人との関わりがどれだけ重要で人々の心を豊かにそして幸せにさせるのかという事。

人と人に心と心を巡らす瞬間にこそ生きる喜びがありそれは一生の宝物にしておきたいほどの感動を与えてくれた。

この気持ちこの感覚を保ち続けられたら幸せだ〜。
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『食堂に掲げられていた毎日の格言』

DAY1
CONTINUITY IS THE SECRET OF SUCCESS.

DAY2
WORK WORK WORK DILIGENTLY ,PATIENTLY&PERSISTENTLY.

DAY3
YOU HAVE TO WAORK FOR YOUR OWN LIBERATION.NO ONE ELSE CAN LIBERATE YOU.

DAY 4
A CALM AND QUIET MIND .AN ALERT AND ATTENTIVE MIND.

DAY5
OBSERVE THE REALITY WITH IN THE FRAMEWORK OF THE BODY THIS IS THE EXPERIENCE OF REALITY FOR YOU. THIS IS WISDIM.

DAY 6
EVER CHANGING PHENOMENA WHAT I?WHAT ME? WHAT MINE?

DAY7
COMBUSTION.VIBRATION EVER CHANGING PHENOMENA.

DAY 8
AWARENESS AND EQUANIMITY.EQUANIMITY IS PURITY.

DAY9
ALL MANIFESTING PHENOMENA ARE ASSOCIATED WITH SENSATION.

DAY 10
REFLECTING ON THE RISE AND FALL OF PHENOMENA.ONE EXPERIENCES JOY AND HAPPINESS.THIS IS KNOWLEDGE.THIS IS DEATHLESS.

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今日は申請してあったインドビザを無事取得できた。

明日の朝キャンディからコロンボへ向かいインドへ飛ぶ。

インドのゴアからくるまで3時間ほどのところに位置するアンボリで2週間のプラナヤマ(ヨガの呼吸法)コースを受けるためだ。

楽しみだ!
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by vidavidya | 2011-12-13 04:02 | ヴィパッサナー

スリランカ キャンディ到着

インド行きの準備
キャンディに到着してからの2日間は12月1日から12日までの期間キャンデー郊外にあるダンマクタで行われるヴィッパサナー瞑想に備えることや、インドのアンボリでHATA YOGA INTENSIVEのコースを受けるために航空券の帰国日を変更することやインドビザの申請、インド行きの航空券の手配などバタバタと慌ただしい毎日を送っていた。
ヴィバッサナーの終了日12日の午後4時半にインドビザを取得しそのあしでコロンボへ向かい、翌朝にはコロンボからチェンナイ(インド)へ飛び到着後すぐ飛行機を乗り換えてチェンナイからゴアへ、そこからタクシーで3時間揺られアンボリへ到着する。本当に無事インドへ行けるのかどうかという不安から解放されたいがため、何度も何度も頭の中でその行程をシュミレーションしてしまう。
まあでもなんとか一段落ついて肩をなで下ろしているところ。
そして今日は久々の観光でペーラーデニヤボタニカルガーデンへ行ってきた。
とにかく広大で緑が豊で見所がたくさんあるのと若いカップルたちのデートスポットといった雰囲気。
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キャンディの町
帰宅難民ではないけれど
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明日からヴィパサナー瞑想に入るので11日間ほどブログはお休みです。
スリランカでのヴィパッサナーどんなだろう?楽しみだ!
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by vidavidya | 2011-12-13 00:18 |